グリップは、プレーヤーとラケットの接点

      力の調整や回転の調整を行う力点と作用点になる部分です。  
     自分に合ったグリップや巻き方の調整をしましょう。

 リプレースメントグリップの特徴

 


天然レザー


しっかりタイプ


クッションタイプ


打球フィーリング


硬いがダイレクトに状態把握できる。


適度にしっかりした打感


とても柔らかく衝撃を感じにくい。


適するラケット


薄ラケ、競技性が高い


オールラウンド


厚ラケ、高反発系


適するプレーヤー


ダイレクトな打球感を感じたい。コントロールを求める人


特にはこだわらない人


腕への負担を少なく、楽にプレーしたい人

     元々、ついているグリップは、メーカーがフレーム形状や素材、消費者ターゲットを考慮して  
    決めていますので、大きくズレている物ではありませんが、ストリングスと同様に自分のフィーリングに  

    合った物に変更可能なツールですので、種類や巻き方にもこだわってみては、どうでしょうか・・・



  2022年 ラファエル・ナダルのグリップから
             プロが使用するクリップサイズが小さくなっているらしい・・・
   ラファエル・ナダルが使用するクリップサイズも2と言われています。
   
   昔はラケットフレームの重量があり、面が小さかったのでスイートスポットを外すと
   グリップが回されて面が狂うため握力を伝えやすい太さが必要だったのですが
   カーボン素材の進化で軽量化された上に耐久性や反発性の向上が実現し
   ラリースピードが速くなり、ボールに高回転をかけて打つ必要が生じたので
   手首を使ってラケットの先端を大きく早く回す打ち方が主流となった。
   そのためにラケットヘッドを速く自由に動かす事が出来る細いグリップを使うプロが
   増えたと考えられます。
    太い棒と細い棒で、どちらが手首を動かしやすいか試してみてください。