試合の進め方、考え方
1.試合の序盤から中盤は、
★ サーブ
(60〜80%で、肩甲骨(肩)や腕を確り動かし、太ももに
体重を乗せボールを叩く位置と方向を意識する)
@
ワイドに狙う、相手を少しでもサイドライン付近に行かせる。
もしくは、サイドラインから外に出す。
A リターンがストレート〜センター間に来たらクロスのオープンコート
リターンがクロスに来たらクロスの打ち合いで、相手が
ストレートや甘いセンターに打って来るまで我慢する。
チャンスが来たらオープンコートへ責めること。
★ レシーブ
(ファーストサーブは、足・腰・両肩でコンパクトに早いテーク
バックをして来た方向に打ち返す。セカンドの弱いサーブは、
足から動いてコンパクトなテークバックでボールを引きつけて
オープンコートに狙い打つこと)
@
ワイドに来たらクロスへ、センターの打ち返せるサーブは、
オープンコートへ
A
センターに打てるボールが来るまで待って、チャンスは必ず
オープンコートへ自分から打っていくこと。
2.試合中盤からは、
ロランの6球練習を思い出し、基本的にバックにボールを集め
チャンスを作る。
序盤に感じた相手の弱い方(フォアまたはバック)を責めるのもOK、
ゲームポイントの序盤(0−30まで)にチャンスボールが有ったら
相手がケアしてもオープンコートに80〜100%で打ちにいくこと。
ここでは、身体の力みを取り除くために打ち込んでおく、
必ず後半でのオープンコート狙いに生きてくる。
3.試合終盤
お互い勝負の勝敗を意識するころなので、そのことが頭によぎったら、
屈伸か大きなジャンピングステップを2〜3回して身体の力みを解し、
足を動かしてボールのどの部分を叩くかのみを意識する。
サーブは、トスの前にお腹の空気をすべて吐き出す少し前で止め
そこから軽く吸い込み、頭の中で良いイメージを作る。
自分のサーブが狙った所に入り、センターにチャンスボールが返って
来たのをオープンコートに打つ、相手がオープンコートに走り、やっと
返球したボールを見てオープンコートに決める。
上記の様なイメージを頭の中で描いてからサーブを打つ。
(呼吸を意識するを参照)
4.その他
どうしても決定打が打てない時
相手より一球だけ多く相手コートにボールを入れること。
ラリー中に体力的、精神的に苦しくなった時
時間を稼ぐ高いロブをセンターに上げるか、ボールをラケットで受け
止めるだけのスライス系で遅い球を使い相手の力を借りて返球を
すること。
心にもポイントにも余裕がある時
一度くらいは、センターのサービスラインより少し手前にドロップ、
相手の返球を見てからクロスに高いロブを使い、
相手の体力的・精神的なプレッシャーを見るのも良い。
5.これが一番!
自分のミスは、笑い。(笑顔を皆に見せる)
次は、もっと回転をかけよう!もっと振りぬいてネットを越そう!
ポジティブに楽しんでテニスをすること。